中国語の資格と活用

中国で働きながら暮らす「中国駐在」

2017年06月15日 16時17分

突然、来月から中国で働くとなったらどうしますか。
色々と考えた挙句、中国へ行くことを決意したときには、まず何から始めたらいいのでしょうか。
中国語学習をはじめたきっかけや、中国語の検定や資格を取ろうとした理由が、「中国駐在」だったということもあるでしょう。
それでは早速、中国駐在について少しみていきましょう。
 
中国駐在とは?
日本国内企業から派遣されて、長期間にわたり中国で暮らしながら働くことを「中国駐在」といいます。
中国駐在をしている人のことを、中国駐在員と呼びます。
勤務先がこれまでの日本国内ではなく、中国になったことで、生活の違いや言葉の違いに始めのうちは戸惑うことが多いようです。
 
中国駐在員の中国語レベル
中国に駐在になった社員は英語が話せる人は案外多いようなのですが、中国語はまったく話せないという人もいます。
それでも中国に派遣される理由、それは日本語通訳がいつも仕事に帯同しているからです。
中国語が話せなくても、通訳を介して取引先や現地スタッフとコミュニケーションを図ることができるので、
必ずしも中国語を話せなければいけないということでもないのです。
しかし、中国駐在員に求められる中国語能力は企業によって大きく異なります。
企業によっては、中国駐在に求める中国語能力が流暢レベルとしていることもあります。
この場合は、駐在員として派遣されるまでに、条件である流暢レベルまで中国語能力を引き上げておく必要があるのです。
ビジネスで使える中国語であれば、中国語検定でいう2級以上、HSK(漢語水平考試)であれば5級以上は最低でも取得しておかなければなりません。